トヨタ、今週中にも新型プリウスのリコール実施へ
[豊田(愛知県) 7日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)は、ハイブリッド車の新型「プリウス」でブレーキに不具合が発生した問題で、国内で販売した車両について今週中にもリコール(回収・無償修理)する意向を販売店などに伝えた。トヨタ販売店関係者が7日明らかにした。
トヨタはプリウスの不具合は欠陥ではないとして、自主改修である「サービスキャンペーン」も検討したが、信頼回復を優先しリコールに踏み切る判断をしたもよう。リコールでは、不具合の原因となったアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)のソフトを修正することになるとみられる。
新型プリウスは 昨年5月に発売された米国など国内外で計30万台以上が販売されている。これまでブレーキが利きにくいとの苦情が寄せられており、1月以降には、改善策が公表されずに実施されていたことなどが明らかになり、トヨタ側の安全性に対する姿勢が問われつつある。米国などでもリコールや自主改修で同様の無償修理を行う。
前原誠司国土交通相は5日夕の閣議後会見で、プリウスの問題について、トヨタがリコールかサービスキャンペーンかいずれかの対応をすると事務方から聞いていると説明。トヨタ側が「設定の問題であり、大きな問題ではない」と説明したことについて、「(自動車を)使う側が決める話」、「トヨタの対応は顧客の視点がいささか欠如しているという思いがある」と批判していた。
トヨタ車のアクセルペダル不具合が
全世界的な注目を集めています。
アメリカに端を発した問題ですが、
日本でもプリウスを初めとする
四車種22万3千台、米では10万台をリコールするそうです。
何故急にトヨタ車が叩かれ始めたのか、
正確なところはわかっていません。
フィナンシアルポストカナダによると、
アメリカ政府が自国の自動車産業を守るためではないか、
と指摘しています。
それほど今回のトヨタ叩きは異常なのです。
アクセルペダルの問題の発端はアメリカ製の部品です。
実際、同様のブレーキ不具合がフォード車にもあるのにも関わらず、
ほとんど報道されていません。
アメリカによる外資叩きだと
米報道のトヨタバッシングに
非難の声が出ているのは当然と言えます(フィナンシアルポストカナダ)。
米トヨタ販売会社DARCARS副社長タミー・ダビッシュは
「刺激的に報道しすぎ、トヨタの大規模リコールは初、
他メーカーは毎年もっと多い。
政治的色彩が濃厚、出る杭は打たれる感じ。」
とテレビ東京モーニングサテライトで発言しています。
2009年夏に事故を起こしたレクサスも、
床マットの不具合からであって
自動車部品の不備と断定できるようなものではありません。
GMではトヨタからの乗り換え客に
千ドル還元キャンペーンを開始。
政府、報道、企業の連携による保護主義を
垣間見る事ができます。
どこを探しても米国産自動車の
リコール数は報道されていないのに、
トヨタのリコール数だけは
事細かに伝えられているのも、
何か作為的な空気を感じます。
まるで大規模破壊兵器がイラクにあると言った
開戦論が蔓延した当時となんら変わっていないなあと感じませんか。
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